蜜蜂プチスプーン”色匂ふ”さんでお取り扱い決定!
蜜蜂プチスプーン 今日から”色匂ふ”さんでネット販売開始です!
上の写真はこのたび蜜蜂プチスプーンをお取り扱い販売してくださることになりました ここのアンダーバーをクリック ’色匂ふ’ さんが撮って下さいました。撮る人間が違うと同じ蜜蜂プチスプーンでも違うものに見えますね!私がいつも撮る蜜蜂プチスプーンよりワンランク素敵に見えます(笑)
色匂ふさんは主に年に4・5回の展示販売会を中心に、作家物の食器類を主に販売されています。私の大好きなガラス作家さんをはじめ、在籍している作家さんはどの方も本当に尊敬できる素敵な方々ばかり・・・私もそんなメンバーの中に入れていただけて本当に嬉しく思っています。色匂ふを主宰している飯塚さんとは、たまたま神楽坂で開催されていた展示会に、ふらっと私が立ち寄ったことが出会いのきっかけとなりました。それ以来、定期的に開催される展示会に遊びに伺ったり、私の展示会にいらしてくださったり・・・それが今回のお付き合いとなりました。本日6月1日からは色匂ふさんのHPのオンラインストアで蜜蜂プチスプーンが購入できるようになっています。また6月16日から20日には代々木上原のDo Progettoさんで開催される展示会でお披露目してくださることになりました。実物をご覧になりたい方は、素敵な器やグラスもたくさんございますので、こちらの展示会へも足を向けてくださればと思います。まだ日にちは決まっていないのですが、私も在廊を予定しています。
出産祝いに最適な「銀製蜜蜂プチスプーン」
蜜蜂プチスプーンは当初、蜂蜜をパンケーキに少しかけたり、食卓の上を飾る薬味やソルトを少しお料理にかける為に使えたらと考えて制作したものでした。ですから風合いの出る真鍮製の物もございます。ですが・・・お客様に伺うとシルバースプーンを出産祝いに送りたいという方が多くいらっしゃいました。
「Born with a silver spoon in one’s mouth」という言葉を聞いたことはありますか。赤ちゃんに富の象徴である銀のスプーンを贈ることで「赤ちゃんの幸せを願う」という風習がヨーロッパでは古くからあるのです。昔は銀という金属そのものが価値のある非常に高価なものであった為、誰もが手に入れる事ができる訳ではありませんでした。そんな中で「銀のスプーンをくわえて生まれた赤ちゃんは幸せになれる」という言い伝えが、現代では出産祝いに銀のスプーンを贈るというこということで伝承されているそうです。
蜜蜂は豊穣の象徴でもあるが、雄弁の象徴でもある
そして古代から続く風習として「蜜蜂を子供の口元へつける」というものもあります。この風習は「プラトンは幼い頃に口元へ蜂がとまったことにより雄弁になり哲学者となった」という由来からきています。そのことからヨーロッパでは蜜蜂を我が子の口元へ近づけることにより、「聡明で慈愛ある言葉を話すこと」を祈ることになったようです。
上記を読んでくださったなら、どんなに”銀製蜜蜂プチスプーン”が出産祝いに最適かがわかっていただけたのではないでしょうか。大量生産の既製品とは違い、私が一つ一つ削り磨いていますので、どれ一つとして全く同じものはありません。ですからご家族や親戚、ご友人の出産祝いには是非ともマルコモザイチの世界に一つの銀製蜜蜂プチスプーンをお贈りいただけたらと思います。
モザイクにも蜜蜂があります!
私は一応モザイク師ですからね(笑)私の大好きな蜂はもちろんモザイクの世界遺産にもありますよ!それはイタリアのモザイクで有名な町ラヴェンナにあります。そのラヴェンナのサンタポリナーレ・イン・クラッセ教会では、アプシス(教会内の一番中心となる半球状の部分)を飾る司教が蜜蜂の衣装を着けています。キリスト教では「働き蜂」の勤勉さと秩序が修道院生活の模範とされ、蜂蜜の甘さは聖人たちの言動にも例えられ、大切にされてきました。写真ではわかりづらいですが、茶色の生地に金色の蜂が描かれています。とても素敵な教会ですから、イタリア旅行の際は是非訪れてみて下さいね。