久しぶりの古典モザイク模写
ギリシャ テサロニキ Holy Apostles
まだ未踏の地ギリシャ・・・・・・・・・古代から言語・文化・宗教が発達した私の憧れの国。近頃は経済破綻などマイナスイメージが報道されていますが、真っ白な壁にスカイブルーの屋根が印象的なサントリーニ島などは皆さんの憧れの旅行先ではないでしょうか。そんなサントリーニ島は魅了的ではありますが、私が何と言っても足を運んでみたいのはギリシャ第二の都市テサロニキ。もちろんスカイブルーの屋根よりも私にとっては魅力的なモザイクが残る教会が現存するから・・・・・・
写真の図録に出会ったのは何年前だったでしょう・・・・そこにはローマともラヴェンナともチュニジアとも違う色彩のモザイクがありました。オーロ(黄金のモザイク片)をふんだんに使った豪華なモザイクには違わないのですが、全体的に深みのある落ち着いた色彩。ブルーからグレーへのグラデーションなど洗練された布地の表現。どれもこれもこの目で見てみたい、模写してみたいモザイクばかり・・・・・
そんな中で今回は、心惹かれた預言者の王と聖ヨハネのモザイクを制作中・・・ヨハネのモザイクというとトルコのアヤソフィアのモザイク画が有名ですね。アヤソフィアのヨハネもいつか模写してみたいものではありますが、今回はテサロニキのヨハネを・・・・
完成が今から楽しみ・・・・そして近いうちに実物を見に行かなくては!!